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地元民としては外せない! 商店街でテイクアウトを楽しみたい南新町グルメ(南新町|香川県高松市)


【この記事で分かること】
・ 高松・南新町商店街で楽しめる、地元民おすすめのテイクアウト&お土産グルメ
・ 南新町で長く愛される「春風堂 南新町店」のおすすめパン&季節限定スイーツ
・ 香川の出汁文化を楽しめる「丸一倉庫」の伊吹いりこ&根昆布
・ 南新町で味わいたい「手造りの中華点心 茶寮」の肉まん・焼売・ちまき

総延長が約2.7kmの「日本一長いアーケード街」としても知られる「高松中央商店街」。兵庫町・片原町西部・片原町東部・ライオン通・丸亀町・南新町・常磐町・田町という8つの商店街が組み合わさって成る商店街です。

そんな8つの商店街の中でも、複数のライブ会場があり、ポケモンセンターもすぐそばにあることから、県内外から多くの人が訪れる南新町商店街(みなみしんまちしょうてんがい)に注目。

前回の【前編】ではイートインにおすすめの2店舗「麺処 綿谷」と「瀬戸内ジェラートMARE」をご紹介しました。今回の【後編】では、テイクアウトやお土産購入におすすめな3店舗をご紹介していきたいと思います。


<目次>
01.  春風堂 南新町店(しゅんぷうどう)
 ◆ 春風堂さんの季節限定「スイートポテト」はマストバイ
 ◆ 見かけるとついつい食べたくなっちゃう「ちくわパン」
02. 老舗乾物・海産物問屋 丸一倉庫(まるいち)
 ◆ 根昆布(真昆布天然)
 ◆ 初漁伊吹いりこ(大羽)
03. 手造りの中華点心 茶寮(さりょう)
 ◆ 肉まん
 ◆ えび焼売
 ◆ 叉焼ちまき&海鮮ちまき



01.  春風堂 南新町店(しゅんぷうどう)

南新町商店街の端っこに、かわいい外観とやさしい明かりの看板が目を引くお店があります。

1948年という戦後まもない時代に、"地域で初めての洋菓子店"としてオープンした「春風堂」さん。その後、1969年にはパンの販売も始まりました。
創業時は今の場所の向かいで営業をしていましたが、商店街の再開発に伴い、2021年に現在の場所へ移転しました。
今も店内では、80種類以上ものパンや焼き菓子などがずらり。レジ横のショーケースにはケーキも並びます。

営業時間は、朝7時~夜20時。朝ごはんにも、昼ごはんにも、夜ご飯にも、おやつにも。どんなシーンにもピッタリ!
しかも、朝9時まではモーニングセールを実施しているし、毎月20日は春風堂の日としてパン&ケーキが全品1割引というお得なタイミングも...! 日常的に利用するベーカリー店だからこそ、こういったサービスは嬉しいですね。

◆ 春風堂さんの季節限定「スイートポテト」はマストバイ

こちらのお店、私は毎年夏の終わりには必ず訪問するのです。なぜならば、季節限定商品のスイートポテトの販売が始まるから!!
というわけで、今年も秋を感じるために春風堂さんへ行ってきました。

じゃじゃーん!
こちらが、春風堂さんのスイートポテト。
特徴は、鳴門金時を使った濃厚なサツマイモの甘み。変に甘さを足さず、素材の鳴門金時の甘みをしっかりと活かしているので、お芋感がしっかり残っているのが個人的な好きポイント。ほどよい昔ながらの甘さと、香りが際立つ一品です。
写真の中央てっぺんにもうっすらと見えている"栗"が、途中で食感の変化をもたらしてくれるのも、また良い。一品で、秋の味覚を2品も楽しめる贅沢なスイートポテトです。

◆ 見かけるとついつい食べたくなっちゃう「ちくわパン」

せっかく春風堂さんを訪れたので、パンもいくつか購入。
その中でも、特筆したいのがこちらの「ちくわパン」。

春風堂さんの「ちくわパン」は、ちくわの中にマヨネーズを使用したごぼうサラダが入っています。口の中に運ぶと、ごぼうのゴリゴリ食感と、ちくわのむっちり食感と、パンのふわふわっとした食感...というそれぞれの食感違いを楽しみつつ、広がるそれぞれの旨味を感じて「んまーっ!!」となる。
この不思議な調和が、幼少期に初めて「ちくわパン」を食べた時の感動を何度でも思い出させてくれます。

創業以来、香川でずっと愛される春風堂さん。
だからこそ、香川県民にとっては「小さいころから慣れ親しんだ味と記憶」を思い起こさせてくれる特別な場所です。


02. 老舗乾物・海産物問屋 丸一倉庫(まるいち)


続いて向かったのは、1946年創業。「素材と向き合う 日本の技と向き合う」がコンセプトの、乾物・海産物専門店「丸一」さん。

南新町商店街を歩いていると「ん? かつおのとってもいい香りがする...」と思ったら、きっとその時は目の前に「丸一」さんがあります。幼少時、初めて南新町商店街を歩いた時の「いい香りがする...」という衝撃があまりに強くて、一時期は「街中の商店街=出汁のところ」と覚えていたほど。

乾物・海産物専門店と謳っているだけのことはあって、その品揃えが、とにかくスゴイ!

かつお節、伊吹いりこや煮干し、昆布、しいたけなどの自分でイチから出汁を取りたい人向けの商品はもちろん、手軽にだしを取れる簡単なだしパックの商品もあるので、日常使いからプレゼントに、幅広く使えます。

出汁以外にも、海苔、わかめや海藻類、キクラゲ、珍味やおつまみ、などなど実に様々な海産物の乾物が揃います。その他にも、讃岐うどんの乾麺や、小豆島の名産品である「島の光」そうめんも取り扱っています。


また、最近では、実は「JO1」さんの「Your Key」という楽曲において、Special Key Video in Kagawa として作成されたこちらの映像作品でも登場しており、JAM(JO1のファン)にとって、聖地巡礼のスポットとしても注目されているそうです。

◆ 根昆布(真昆布天然)

そんな話題に事欠かない「丸一」さんで、今回わたしが購入した商品をご紹介。まず一つ目は「根昆布(真昆布天然)」です。

「真昆布(まこんぶ)」とは、北海道の南地域沿岸(函館付近)を中心に採れる昆布のこと。幅が広く肉厚なのが特徴で、淡い色で旨味と甘みのある出汁が取れるといわれています。
商品名の「根昆布」は、その名の通り、昆布の根っこ部分の昆布ということ。

昆布には、植物と同じように、「葉」・「茎」・「根」があります。根昆布は、昆布の中でも栄養を蓄える部分とされ、独特の粘りと深い旨味のある出汁が取れるのが特徴です。この"粘り"は、昆布に含まれる水溶性食物繊維のアルギン酸などによるものなんだとか。

そのため、根昆布から取った出汁は、煮物や佃煮、あんかけ、鍋物等のとろみのある料理に使用するのに相性バツグンです。これからの寒い季節のお料理にも、ぴったり。
「根昆布」を試したことが無い方は是非一度試してみてくださいね!

◆ 初漁伊吹いりこ(大羽)

そして、もう一品の購入品は「初漁伊吹いりこ(大羽)」です。
店内POP広告の【伊吹いりこ漁解禁 初漁いりこ 入荷しました】の文字を見て、思わず買わずにはいられませんでした。

ご存じの方も多いでしょうが、「伊吹いりこ」とは、香川県観音寺市沖にある伊吹島(別名:いりこ島)の沖合、燧灘(ひうちなだ)近辺で漁獲されたカタクチイワシを、伊吹島で加工した煮干魚類のこと(伊吹漁業協同組合の取り扱い)。
「伊吹いりこ」の特徴は、(1)網元が一貫して生産すること、(2)漁場と加工場が非常に近いこと。網揚げから煮るまでの時間は、およそ30分。そのスムーズで、迅速な一貫生産体制が、上質な「伊吹いりこ」ブランドを確立させている要因です。

成長過程のサイズ区分により、大羽、中羽、小羽、カエリという銘柄がそれぞれあり、それらを総称して「伊吹いりこ」と呼びます。

こういったカタクチイワシの大きさによって、出汁の味わいも異なります。大きな煮干しは脂肪分が多く、しっかりとしたコクと深みのある出汁が取れるのが特徴。一方、小さな煮干しはクセが少なく、すっきりとしたあっさり味の出汁に仕上がります。

今回購入したのは、この中でも一番大きい8㎝以上の「大羽(おおば)」に当たります。そして、この写真で分かりますでしょうか? 袋の中で煮干しが割れておらず、外見が非常に美しいことが。

一般的に「上質ないりこ」を見極める条件として、"腹が銀色で割れていない、傷がない煮干し"というポイントがあります。
なぜ、"腹が銀色で割れていない、傷がない煮干し"であることが上質さにつながるのかというと、煮干しに含まれる脂肪分が酸化すると表面が黄色く変色してしまい、製造過程で傷や割れがあると旨味や栄養分が逃げてしまって美味しい出汁が取れなくなってしまうのです。そういった点から見ても、今回購入した「丸一」さんの「伊吹いりこ」は、見た目にもとてもきれいで、買ってよかった~!と思う一品でした。

いりこが昔から大好きで、出汁を取った後のいりこもモグモグ食べるスタイルで育っている私にとっては、魚であることをしっかりと感じられるサイズの大羽は、おかずの一品にもなって。一度で二度 美味しい。とても大満足な、いいお買い物をしました!


03. 手造りの中華点心 茶寮(さりょう)

瀬戸大橋開通の年、1988年にライオン通り商店街にオープンした中華点心のテイクアウト専門店「茶寮」さん。2024年11月に新しく南新町にもお店をオープンさせました。

商店街を歩いていると、白いもくもくとした湯気が誘惑してきます。
ちなみに、先ほどの「丸一」さんでご紹介したJO1さんの映像の中で、こちらの「茶寮」さんで買った肉まんをおいしそうに頬張るメンバーの姿が出てきます。

◆ 肉まん

そんなJO1のメンバーも食べていた「肉まん」が、こちら。
酢醤油のブタの入れ物がめちゃくちゃカワイイ!

ふっかふかのモッチリ生地を割ってみると、具沢山なのが分かります。

パクっと食んでみると、口の中で食材がゴロゴロ。もぐもぐ噛むと、タケノコがポリッとした食感を生んで、角切りの豚肉、しいたけ、キクラゲなどの濃い目に味付けされた具材たちが、ピリ辛な餡と共にじんわりと旨味を感じさせて。口の中いっぱいに美味しいを広げます。コンビニやスーパーの肉まんでは味わえない、このパンチ力。味はこってりしているんだけれども、クドさがなく、ピリ辛が食欲をそそり、パクパクっといっちゃいます。
半分そのまま食べたところで、残り半分は、先ほどのかわいい豚さんの入れ物に入った酢醤油をかけていただきます。酢醤油をかけると、これまた印象が一変。ピリ辛餡が酢醤油でサッパリとした味わいになりました。

◆ えび焼売

続いて、ご紹介するのは「えび焼売」。

実は「茶寮」さんのえび焼売、初体験。
ドキドキしながら、一口パクっと食べた瞬間にビックリ。

過去に食べたことが無いほど、細かくみっちみちにされたすり身の海老。とにかく、みっちみちです! 密度がすごい。これぞ、海老が主役の「The えび焼売」。

そこに、ほどよい食感を残すサイズにカットされたタケノコがゴリゴリッとした歯ごたえを生み、薄皮の皮が食べやすくて、パクパクと次のシュウマイに手が伸びてしまいます。お肉も使われているのかな? 少なくとも、私の味覚ではお肉は感じられず「みっちみちの海老と食感ゴリゴリなタケノコのヘルシー焼売!」といった印象でした。

そして、これまた豚さん容器に入れられている、ちょっとクセのある酢醤油をかけると、ヘルシーさの中にコクあるパンチが生まれて、お酒が恋しくなる。「さすが「茶寮」さん!」 と言いたくなる、他では食べたことのない衝撃の「えび焼売」でした。

◆ 叉焼ちまき&海鮮ちまき

そして、最後はこちら。私の大好物でもある「ちまき」です!!

「茶寮」さんでは、「叉焼ちまき」と「海鮮ちまき」の2種類を扱っています。手前のベージュっぽい笹に包まれているのが「叉焼ちまき」、奥の緑色っぽい笹に包まれているのが「海鮮ちまき」です。

「叉焼ちまき」の笹の中はこんな感じ。
具材はチャーシュー、しいたけ、たけのこ、キクラゲ、山菜など。特筆すべきは、大きめにカットされた存在感&食べ応えバツグンのチャーシュー。しっかりとした味付けなのに、濃すぎる印象もなく、脂っこくもなく。もっちもちで少し柔らかめなおこわ。そして、時折やってくる山菜の絶妙な苦み。

気付けばペロリと平らげてしまいました。毎日でも食べたい。

そして、こちらが「海鮮ちまき」。
イカ、タコ、貝柱などの噛むとそれぞれの味をしっかりと感じられる海の幸。そして、おこわは包まれていた笹の葉の香りをほんのりとまとい、時折感じるキクラゲ、銀杏、ピリッと刺激的な鷹の爪。これらが寄せては返す波のように、途切れることなく、次々といろんな美味しさを連れてきます。

こってり系だった「叉焼ちまき」とは打って変わって、味わいが全く異なりサッパリと食べられる「海鮮ちまき」。あなたはどちらのちまきがお好みですか?

*

前回の【前編】ではイートインにオススメな南新町商店街の2店舗「麺処 綿谷」と「瀬戸内ジェラートMARE」を。今回の【後編】では、テイクアウトやお土産購入におすすめな南新町商店街の3店舗「春風堂 南新町店」「老舗乾物・海産物問屋 丸一倉庫」「手造りの中華点心 茶寮」をご紹介してきました。

南新町商店街をはじめ、高松中央商店街には、まだまだ他にも魅力的なカフェやショップが盛りだくさん。2026年8月の高松商工会議所による調査結果では、8つの商店街を合わせた総店舗数1037店のうち空き店舗は149店で、空き店舗率は14.4%。この数字は、2012年12月の調査開始以来最低を更新しました。近年、商店街を取り巻く環境が変化する中でも、賑わいを維持し続けている高松中央商店街。

ライブや観光、おでかけで高松を訪れた際には、ぜひ南新町商店街、そして高松中央商店街を歩いてみてください。うどんを食べたり、ジェラートでひと休みしたり、パンやお菓子を買ったり、香川の出汁文化に触れてみたり。目的を決めずに歩いてみるだけでも、「こんなお店があったんだ!」という新しい発見に出会えるはず。

ぜひ高松の街歩きを楽しんでみてくださいね。

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【春風堂 南新町店】
所在地 〒760-0051 香川県高松市南新町
定休日 無休
HP https://chikiriya.jp/brand/syunpudo.php
instagram https://www.instagram.com/shunpudo/ 
支払い方法 現金、PayPay

【老舗乾物・海産物問屋 丸一倉庫(まるいち)】
所在地 〒760-0051 香川県高松市南新町4-1
定休日 無休
HP https://maru-1.hananosyo.com/
instagram  https://www.instagram.com/maruichi_hananosyo/
支払い方法 現金、PayPay

【手造りの中華点心 茶寮(さりょう)】
所在地 〒760-0051 香川県高松市南新町3-9
定休日 無休
支払い方法 現金のみ

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※詳しい情報は外部サイトをご確認ください。


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※本コラムは2026年09月時点の情報をもとに記載しております。施設やサービスの内容に変更がある場合がございますので、訪問の際には事前に最新の情報をご確認いただきますようお願い致します。


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この記事を書いた人

コトバススタッフ
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