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四国の真ん中「霧の森」で味わう五感旅(新宮|愛媛県四国中央市)

高知道・新宮ICを下って車で5分。
紫陽花がまだ少し残る「道の駅 霧の森」へ行ってきました!


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車から降りると、清々しい緑に囲まれた山の空気と流れる美しい清流・馬立川が奏でる水音。
夏場は川に下って、水遊びもできます。

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高所恐怖症の私にも優しい、目の詰まった橋桁を渡ったその先には、霧の森茶フェゆるり、菓子工房 新宮本店、霧の森レストラン、霧の森交湯~館(天然温泉)などがあります。

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人気すぎて入手困難であることから幻のスイーツと呼び声高い「霧の森大福」はもちろん、お茶の産地としても有名なここ四国中央市新宮町で栽培された香り豊かな「新宮茶」などのご当地グルメが堪能できるんです。


まずは、まだなんとか咲いていてくれた紫陽花を見て、お花見。

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うーん、かわいい~!

ちなみに紫陽花の花言葉をご存じですか?

「あじさい」というのは、「集真藍(あづさあい)」といって「藍(青)色が集まる」といった言葉が語源だとされています。そこから転じて、紫陽花には「家族団欒」という花言葉があるんだそうです。
見た目だけじゃなく、花言葉まで素敵ですよね!


さて、お次は開店と同時に「霧の森茶フェゆるり」へ。

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和をモチーフにした店内がとっても可愛い!

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ここに来たからには外せない「霧の森大福」と、今回私は「極上かりがね」という新宮茶を注文。お茶だけでもいろんな種類があって、とても悩みました。笑


注文した新宮茶は、スタッフさんが、一煎目を目の前で煎れてくれます。

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ちなみに、茎や葉脈が入った「極上かりがね」の茶葉はこんな色。

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煎れると、こんな感じ!
透明感ある淡いグリーン。綺麗な色~!

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1杯目を一口目含んだ瞬間、甘みがぐわっと広がります。あまりの甘さにビックリ。元々、渋みが少なめなのかな?香りも凄く爽やかで、凄く飲みやすくて。

抹茶のほろ苦さをまとった霧の森大福との相性も抜群でした。

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2杯目からは、セルフで煎れるのですが、段々と渋みを増してはいくものの、一杯一杯の変化が凄く面白い!

これまで「お茶」と言えば「お抹茶を点てる」しか興味が無かったのですが、俄然「煎茶」にも興味が湧いてきました。知るって、面白いなぁ~。


また、「茶フェ」から「霧の森大福」が売っている「販売所」へ向かう途中には、新宮茶に関する資料展示や、工房でお菓子を作っている様子をガラス張りの窓越しに見学することもできます。

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さて、漸く「販売所」に到着! 新宮茶がたくさん並んでいます。

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そしてそして、先ほどもいただいた霧の森大福をお土産用に2箱GET。インターネットによる通信販売では、あまりの人気に抽選販売になっていて。入手困難なことから"幻のスイーツ"と呼ばれ、有名になった「霧の森大福」。

ですが、こちらの霧の森 新宮本店ではちゃーんとGETできますよ!
「四国民でよかったー!」の瞬間です。笑


「霧の森大福」は、4重構造になっていて、中心にはクリーム、そのまわりにこし餡。そして、それらを抹茶を練りこんだお餅で包んだ上から、抹茶をふんだんにまぶして作られます。

その抹茶自体も、愛媛県新宮村で栽培された香り豊かな「新宮わきの茶」の中から「かぶせ抹茶」を厳選してお餅に練りこみ、さらに外側にも贅沢に抹茶をまぶした商品です。
一般に呼ばれる「抹茶大福」は、粉つけ機とよばれる機械で粉をまぶすそうなのですが、霧の森大福は1個ずつ丁寧に手作業で抹茶をまぶしているんです。
それにより、これでもかと抹茶をたっぷりとまとった大福に仕上げることで、他とは一線を画す贅沢な抹茶の味わいを実現しています。

また、霧の森大福の箱を開けると、伊予水引がついたお礼状が必ず添えられています。

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水引と言えば、冠婚葬祭の熨斗などでよく見かけますよね。
わたし自身、学生時代に百貨店でアルバイトをしていた際、お中元やお歳暮の熨斗を勉強をしまして。元々、水引にかなりの興味を持っていたので。初めて「霧の森大福」を開封した時は、水引の可愛さにテンション爆上がりでした。笑

ちなみに、新宮のある愛媛県四国中央市では製紙業が盛んで、ここで作られる水引を特に「伊予水引」と呼んでいます。

水引を結ぶことによって、贈り物に込めた思いをしっかりとその中に封じ込めて、真心のこもった品物であることを示すんだそう。とってもステキですよね...!

色んなパターンの水引があるので。毎回箱を開ける瞬間、どんな色のどんな形かなー?とワクワクしちゃいます。


自然にあふれた素敵なロケーションと、地域の名産を感じる食とモノ。
四国のほぼ中央で感じる五感の旅を是非、体感してみてください。


コトバスエクスプレスの降車場所となる「三島川之江IC」から徒歩17分の「一貫田」バス停へ向かう。新宮・霧の森線に乗車し、約44分「霧の森」で下車。

※詳しい情報は外部サイトをご確認ください。

【霧の森・霧の高原オフィシャルサイト】
営業時間 10:00~17:00
定休日 通年(月曜定休・祝日の場合は火曜休・4月~8月は無休)
サイト https://www.kirinomori.co.jp/
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この記事を書いた人

コトバススタッフ
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