四国のおすすめ観光スポットをご紹介

水仙ウォーク <香川県・男木島>

男木島

高松港からフェリー「めおん」に乗船すること約40分で男木島に到着します。南北約2km東西約1km、人口約170人が暮らす小さな島です。男木島に到着するとまず、斜面にずらりとへばりつくように並ぶ家々、迷路のように入り組んだ路地が目に飛び込んできます。

①男木島集落.JPG

2010年より3年に1度の瀬戸内国際芸術祭の舞台として、特に会期中にはたくさんのお客さんが訪れ、島は非常に賑わいます。

水仙

冬の男木島といえば水仙です。毎年2月頃になるとたくさんの水仙が訪れた人々を出迎えてくれます。特に島北部にある水仙郷には1,100万本?!ともいわれる水仙が咲いて、海からの風に乗って一帯には甘い水仙の香りが漂います。

②水仙.JPG

③水仙.JPG

水仙ウォークと海鮮市場

毎年2月中旬頃には、「水仙ウォーク」や「海鮮市場」といったイベントが開催されます。高松と男木島を結ぶ「めおん」も増便(予約制)され、たくさんの人が水仙を見に男木島を訪れます。

④水仙ウォーク.JPG

男木港周辺では海鮮市場が開催され大賑わい。サザエやタコなどの新鮮な魚介類を使った料理や島の人たちの手料理などをたらふく味わうことができます。

⑤海鮮市場.JPG

⑥海鮮市場.JPG

男木島灯台

水仙郷はもちろん、島の北端にある120年以上の歴史をもつ男木島灯台もおススメです。総御影石(庵治石)でつくられ、日本で2つしかない無塗装の灯台で、日本の灯台50選にも選ばれました。1957年には映画「喜びも悲しみも幾年月」のロケ地になりました。灯台職員住宅だったレンガ造りの建物は現在、男木島灯台資料館として公開されています。灯台内部は普段は非公開ですが、水仙ウォークの日に併せて公開されることもあるので、要チェックです!

⑦灯台.JPG

水仙だけでなく、路地や石垣などの景色や暖かい島の人たちと魅力たっぷりの男木島。ぜひ遊びに来てくださいね!

この記事を書いた人

こえび隊
瀬戸内国際芸術祭ボランティアサポーター「こえび隊」

2010年より3年に1度開催されているアートの祭典、「瀬戸内国際芸術祭」を支えるボランティアサポーター。本祭年は世界中から1000人超のサポーターが集まる。芸術祭のない年も作品の公開や地域行事への参加など日々島々へ通っている。作品の説明や制作エピソード、島によって違う特徴や文化、瀬戸内の魅力などを織り交ぜたガイドも行う。芸術祭を軸に島と人とのゆるやかな繋がりを保つ役割を担い、芸術祭開催にとってなくてはならない人々。