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うどんだけじゃない屋島散策! 地元再発見の半日旅(おうどん瀬戸晴れ、祈り岩|香川県高松市)


【この記事で分かること】
・ 屋島近くで行列ができる人気うどん店「瀬戸晴れ」
・ "むにゅもち"食感の秘密
・ 那須与一が祈ったと伝わる祈り岩の場所と背景
・ うどん+歴史を半日で楽しむ散策ルート

歴史的にも名高い香川県高松市の「屋島・牟礼エリア」。屋島観光するなら、どこに行くのが正解でしょう?

「香川なんだし、やっぱり讃岐うどん?」

はい、確かに。讃岐うどんもあります。でも、讃岐うどんだけで終わらせるのはもったいないのが「屋島・牟礼エリア」なのです。というわけで今回は、屋島近くの人気うどん店「おうどん 瀬戸晴れ」と、源平屋島合戦古戦場の那須与一による伝説が残る「祈り岩」を実際に巡ってきました!

地元にいながら意外と知らなかった発見もたくさん。観光で訪れる方はもちろん、香川に住んでいる方にもおすすめしたい"屋島再発見コース"をご紹介していきます。

【1】<屋島で人気の讃岐うどん店>おうどん 瀬戸晴れ(行列必至の名店)

最初に訪れたのは、香川のうどん店の中でも名店と評判の「おうどん 瀬戸晴れ」さん。

「秘密のケンミンSHOW(日本テレビ)」や「バナナマンのせっかくグルメ(TBS系列)」などの大手メディアにも登場し、著名人までうならせてきた「おうどん 瀬戸晴れ」さん。

ホームページによると、「国産小麦を100%使用し、口当たりはソフトで中にくっと押し返す弾力がある"むにゅもち"食感が特徴。早朝から生地を仕込む"朝練り"にこだわり、その日の気温や湿度に合わせて加水率と塩分を調整し、一般的な讃岐うどんより高めの加水率で瑞々しいもちもち食感を目指している」とのこと。

朝から丁寧に練られたうどん。

これは期待せずにはいられません。

駐車場は店前と店裏で約30台。それでも混み合う時間帯はどちらも満車になるほどの人気ぶり。この日も直前に1台出てくれたおかげで入れた、というレベルの混雑で、店前には大行列。結局1時間ちょっと待って入店しました。日差しが強い日でしたが、「おうどん 瀬戸晴れ」さんでは日傘の貸し出しもしてくれていて、とても助かりました。

並んでいる間に店員さんが注文を取ってくれたので、席に着いてからは提供を待つだけ。人気店らしい手際の良さで、店内の回転もスムーズです。

入り口すぐの待合スペースで上を見上げると、うどん屋店主のアクキーがずらり。讃岐うどん文化は横のつながりも強いとよく聞きますが、こういうところを見ると「お互いを高め合って今のうどん大国があるんだな」と感じます。

さらに待合スペースに入って、右手を見ると、ガラス越しにうどん打ちの様子も見ることができます。

そのガラスに貼られたステッカー類の中で、特に目に飛び込んできたのがこちら。

そう! 弊社コトバスグループのサービス商品でもある「うどんタクシー」に関するステッカーたち!!

「うどんタクシードライバー運転手見習い うどん脳ツルちゃん」と「初代うどんタクシーYouTubeドライバー 純ちゃん」のステッカーを見つけました。これらは、恐らくうどんタクシーチャンネル(Youtube)でも「おうどん 瀬戸晴れ」さんへお邪魔したときにお渡しさせていただいたステッカーたちですかね?!

さて。突然ですが、ここで"うどんクイズ"を一問(デデン!)。

Q. 釜揚げうどんの表面にある独特の"ヌメヌメ"。
あの正体は何なのか、知っていますか?



A. 実はあのヌメヌメの正体は「グルテン」なのです!(グルテンとは、小麦に含まれるたんぱく質の一種で、弾力やコシのもとになる成分です)

うどんのおいしさを左右する大事な要素で、この層を何重にもつくるために、生地を踏んだり寝かせたりといった地道な作業が行われています。行列が絶えない理由は、こうした丁寧な工程の積み重ねにあるわけです。

この話は、うどんタクシーのYouTubeチャンネル内で「おうどん 瀬戸晴れ」さんの大将・古賀さんが語ってくれた内容なのです。

インタビューしているのは、ドライバー見習い時代のまだ初々しいらむちゃん。ぜひ、動画もあわせて見てみてくださいね!

そんなこんなで注文は既に列に並んでいるときに済ませてあるので、着席した後はおうどんが届くのを待ちます。

そう待たないうちに、うどんが運ばれてきました。今回、私が注文したのは「ぶっかけうどん(冷)」。

透き通った出汁に浸かった麺がツヤツヤしています。おいしそう~!

こちらの「おうどん 瀬戸晴れ」さんの麺は、その独特な"むにゅもち食感"が特徴的と聞いていましたが、一口すすった瞬間その意味が分かりました。

むにゅっとした柔らかさの中にしっかり伸びる弾力。"柔らかい"とも違うし、"コシ"とも少し違う。たしかにこれは「むにゅもち」という言葉が一番しっくりきます。想像よりはるかに"むにゅもち"でした!

冷たい麺のおかげで、その弾力がより際立って感じられます。

続いて運ばれてきたのが「地だこ入かき揚げ」。このビジュアル、かなりの迫力です。

揚げたてザクザクで、タコのぷりっとした食感が良いアクセント。気づけばどんどん箸が進みます。

ちなみに、「おうどん 瀬戸晴れ」さんは「2024年 食べログうどん百名店」にも選出された人気店。

清潔感があって居心地の良い空間で、"むにゅもち食感"という新しい驚きのうどんを味わえました。とても大満足!!

「おうどん 瀬戸晴れ」さんの駐車場は、お店の前と裏にあります。
土日はすぐにいっぱいになるし、県外ナンバーもいっぱいです。焦らず、安全運転で駐車&出庫してくださいね!

【2】 <屋島の歴史スポット>祈り岩(源平屋島合戦古戦場・那須与一伝説)

おいしいうどんでお腹が満たされたあと、せっかく牟礼まで来たので、学生時代から何度も聞いていたものの意外と訪れていなかった歴史スポットへ立ち寄ることにしました。

こちらが高松市牟礼町牟礼にある「祈り岩」。

伺った日がちょうど水嵩の高い日だったため、半分くらい海に浸かってしまっているのですが......。
とある人物が、祈りを込めたと言われているのがこの大きな岩です。

誰が、どんな思いで祈った岩なのかご存じですか?

その答えにつながる、源平合戦のエピソードを一つ紹介します。

1184年、兵庫県の「一ノ谷の戦い」で平氏が大敗し、流れは源氏優位へ。翌年、再びぶつかることになったのが高松市・屋島での戦い、いわゆる「屋島の戦い」です。

激しい攻防の末、日が暮れて一時休戦となった夕刻。
突然、平氏の小舟が源氏の陣へ近づいてきます。舟には赤地に金箔の日の丸が描かれた扇。乗っていた女性が「この扇の的を射落としてみよ」と挑発します。

挑発に乗らずに無視するのは士気にかかわり、かといって源義経本人が向かうのもリスクが大きい。兵の中から弓の名手を指名するも、負傷を理由に断る者もいて、そこで白羽の矢が立ったのが那須与一でした。

与一は当時20歳ほど。腕は確かでも、さすがに緊張と不安は大きかったはず。

「失敗したら大事だ。どうか成功しますように...」

そんな思いを込めて祈ったのが、この「祈り岩」だと言われています。

祈りを終えた与一は数メートル先へ進み、狙いを定めました。

足場の岩に足をかけ、「ひいふつ」と掛け声を上げながら矢を放つと、弓の音が響き、放たれた矢は扇の要のすぐそばへ的中。扇はふわりと宙へ舞い、瀬戸内の風にあおられながら海へ落ちていきました。

これが有名な「扇の的」。
平家物語にも記され、学校でも習うお話です。

上の看板の写真、看板の右下あたりに見えている岩が那須与一が足をかけたとされる岩です。もう少し岩に寄ったお写真が次のお写真になります(水嵩が高くて見づらいですが...)。

実際の場所に立ち、当時の位置関係を体感すると、祈り岩から矢を放った場所までの距離の近さに驚かされます。
与一はどれだけ心の準備をする余裕がなかったのか......と、ちょっと同情もしてしまいました。

今回は水嵩が高い日に伺ったので、また、干潮の時に改めて訪問して、那須与一の時と同じ条件下で再現する気持ちを味わいたいと思います。

「近いからいつでも行ける」と思いながら、案外足を運ばない場所ってありますが、実際に見てみると、歴史の見え方が変わるものですね。
とても良い機会になりました。

徒歩圏内には「与一公園」という遊歩道のようなものもあり、閑静でとても落ち着く場所だったので、こちらもぜひ一緒に歩いてみてくださいね。

屋島は、うどんだけでも、歴史だけでも語れない場所。観光地として有名でありながら、地元に住んでいると意外と深く知らないものですね。

うどんを食べて、歴史を歩いて、海を眺める。半日でも、しっかり香川を感じられる屋島エリア。屋島散策の計画づくりに、ぜひ参考にしてみてくださいね。



※詳しい情報は外部サイトをご確認ください。

【おうどん 瀬戸晴れ】
所在地 〒761-0121 香川県高松市牟礼町牟礼2694-1
定休日 水曜、木曜

【祈り岩】
所在地 〒761-0121 香川県高松市牟礼町牟礼2765-1


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※本コラムは2025年04月時点の情報をもとに記載しております。施設やサービスの内容に変更がある場合がございますので、訪問の際には事前に最新の情報をご確認いただきますようお願い致します。


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この記事を書いた人

コトバススタッフ
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