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猫パンチにご用心。元祖ネコの島 < 青島 / 愛媛県大洲市長浜町 >

猫パンチにご用心。元祖ネコの島への渡航注意点 < 青島 / 愛媛県大洲市長浜町 > 続き

いざ青島へ! が、しかし...

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長浜港出港!

自分が訪問した際は 自家用車で長浜港へ行き、午前便で青島へ渡り 午後便で長浜へ戻る、たっぷり青島滞在コース。

の、予定でした...

朝 乗船の際、

*「今日は昼から風が出るけん 午後は欠航ね」
*「行ってすぐ帰るだけやったら(午前便に)乗っていいけど...」
*「島で10分しかないよ」

船会社は、長年の経験から天気図を見ると その後荒天になることは、ある程度読めるようです。近年は天気予報の精度も上がっているので 猶更。
拠点となる港を出たはいいけど 帰ってこれなくなるのは、最も避けなければならない事態。ゆえに出港する際は快晴でも 戻って来る際の航海に不安があり欠航となることは、全国どこのフェリーでも よくあることです。

青島接岸、猫のお出迎え

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35分の船旅を経て 青島に近付きました。
船から見る青島は、山がちな島の僅かな平地に 集落が存在する様子。

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着岸。

10分しかない滞在時間を楽しもう...!

と思ったら、

*「給水あるけん ちょっと時間かかるわ」
*「終わったら呼ぶけん ブラブラしよって」

結果的に20分時間がありました。ラッキー!

青島は本当に猫が群がる島だった

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それにしても 聞きしに勝る、ねこ、ネコ、猫...

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人口15人に対して猫100匹以上は 本当。

乗客が島に下り立つと エサを求めて猫たちが群がってきますが、ここで不用意に給餌してはいけません。

猫が増えすぎる
肥満で病気になる

様々な問題が発生するため、観光客が猫にエサを与えることを控えるよう 呼びかけられています。

人間から離れて初めて見える、猫の素性

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ごはんがもらえないと知ると、みんな帰って行きます。

彼らも長年の経験により 「来島者は食べ物をくれる」 ことを知っているのでしょう。決して来島を歓迎する意味で 迎えに出て来たのではありません。

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こうして見ると 猫のアジト。こちらを見る目が どことなく鋭く感じられ、不気味。

青島のネコは 飼い猫が野生化した "野良猫"

ごはんをくれる人は味方ですが、そうじゃない者は 彼らにとっては侵入者です。

ネコそれぞれを見ていると、ケガをしている子はもちろん、目や耳など 身体の一部が欠如している子が そこそこいます。
ここは決してメルヘンな猫の楽園ではありません。人間にとっても限界集落となっている島で 猫が生き抜いていくためには、弱肉強食の野生の掟が存在することでしょう。

青島の現状

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青島の観光案内図
いつの頃のものでしょうか?

昔は島内に小中学校があったようで 調べてみると、廃校後の一時期 小学校は簡易宿所に転用されたようです。

現在 それらはツタが生い茂る廃墟になっている様子。当然 神社や寺は無住で、民家も空き家がたくさんあることでしょう。

滞在10分ではその辺りの散策ができなかったのが残念。

離岸、そこに猫はいなかった

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僅かばかりの島内滞在時間が終わり、帰りの船に乗り込む。

当然ですが、猫たちの見送りはありません。

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と思ったら、はぐれネコでしょうか。桟橋中央で立ち止まりました。

彼にとって たまたまこの場所が良かっただけでしょうが、お見送りに出てきてくれたように思えました。

おさらい

☆ 捨てても良い服で
あくまで野良猫なので、匂いがきついです。また群がった時に 服が破られることも考えられます。

青島

< 自家用車 >
高松駅から 約2時間40分、190km
徳島阿波おどり空港から 約1時間、39km
< 列車 >
松山駅から各駅停車で 1時間~1時間半
(特急列車等の退避待ち等で所要時間が変動します)

※ 主な地点からの最速・最短距離
※ 定期船あおしま乗船場までの距離です

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この記事を書いた人

野瀬 章史
野瀬 章史/ゲストハウスそらうみ 四国八十八ヶ所霊場会公認先達 法名・照山の僧籍

四国高松でゲストハウスそらうみを運営する傍ら、四国八十八ヶ所霊場会公認先達として、お遍路さんの案内を務める。法名・照山(しょうざん)の僧籍も持つ。趣味はバイクツーリング、カヌー、登山、鉄道、料理など。日本の全離島・全地点を隅々まで回るべく、愛犬しょうとの日本一周旅の途上。