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冬の港に灯る、はじまりのクリスマスマーケットを歩く(香川クリスマスマーケット2025|香川県高松市)

2025年12月12日(金)〜25日(木)、香川県・サンポート高松で初めてのクリスマスマーケット「KAGAWA Christmas Market2025(かがわクリスマスマーケット2025)」が初開催されています。


サンポート地区の港ならではの開放感に、あたたかな雰囲気のヒュッテ(木の屋台)が立ち並び。海沿いを吹き抜ける冷たい風も、冬らしさを感じさせてくれます。イルミネーションを眺めながら「さむーい!」と文句を言うのも、それ自体が冬ならではの時間を演出してくれて、楽しい気分。


ヒュッテでは、温かい飲食やクリスマス雑貨などを楽しむことができます。お祭りさながらの賑わいで、眺めているだけでも高まってくるクリスマス気分。視覚や音、珍しい香りや味覚などに、五感を研ぎ澄ましたり。写真を撮ったり、季節のアイテムを選んだりと、楽しみ方はさまざま。冬ならではの非日常感を味わうことができました。

◆ クリスマスマーケットの歴史


14世紀ごろのドイツ・ドレスデンで行われた「ストリーツェルマルクト」が最古のクリスマスマーケットといわれています。元々は冬に向けた食品や生活用品を買う市が開かれており、それが時期的に宗教行事と結びついていき、次第に現在のような「クリスマスを迎える準備の場」へ変化していったと考えられます。


歴史は長いですが、根底にあるのは「クリスマスを待つ時間を楽しむ」という共通の感覚なのかもしれません。これは現代の日本でも変わらず味わえる要素で、会場を歩くと、年代を問わず楽しんでいる人々の空気が自然と伝わってきます。

◆ クリスマスマーケットとは?


12月が近づくころ、ヨーロッパの街では、ヒュッテと呼ばれる小さな木の屋台が並び、スパイシーな香りが漂う、どこかポッと温かい景色が広がります。これが冬の名物ともいえる現代のクリスマスマーケットです。最近の日本では、クリスマスマーケットを略して「クリマ」と呼ばれることも。

クリスマスマーケットは、クリスマスまでの約4週間「アドベント」と呼ばれる期間に開かれる伝統的なイベントです。この期間に、街がゆっくりとクリスマス仕様に変わっていきます。会場には木造の小屋(ヒュッテ)が並び、キャンドル、木製の飾り、温かい飲み物、甘い焼き菓子などがずらり。夕方の冷たい空気の中に、屋台の光がぽつぽつ灯る光景はそれだけで特別に感じられます。


また、ヨーロッパのクリスマスマーケットでは、温かいドリンクは「デポジット制(保証金を預ける仕組み)」で提供されます。注文すると、その年だけの特別デザインのマグカップに入れて渡されます。飲み終わったあと、そのマグカップが不要であれば返却カウンターに戻すことで、預けたデポジットがそのまま返ってきます。気に入った場合は返さずに持ち帰ることもでき、ちょっとした記念品やお土産になる仕組みです。イヤーマグカップみたいに「記念に残るアイテム」があると、イベント全体の思い出がぐっと深まりますよね。

近年は日本各地で見られるようになった日本のクリスマスマーケットでも、この方法を採用しているところがあります。一方で、デポジット制ではなく「数量限定のマグカップを販売する方式」を取っている会場もあり、会場ごとに運営のスタイルが異なるので、気になる方は事前にチェックしていくことをおすすめします。

ちなみに「KAGAWA Christmas Market 2025」では後者、数量限定販売方式。香川出身のイラストレーター・うにのれおさんが手がけられたオリジナルマグカップが販売されています。

どちらの方式でも、その年だけのオリジナルデザインが用意されており、マーケットごとの個性が感じられる点が魅力。グリューワインを楽しみながら、その土地ならではのマグカップを手にできることが、クリスマスマーケットの楽しみの一つです!

◆ 「KAGAWA Christmas Market 2025」を楽しむ


「KAGAWA Christmas Market 2025」は日中から夜にかけて開催してくれるので、夜はなかなか外出が難しい人でも参加できるのがありがたいイベントです。


先日、「世界で最も美しいアリーナ」としてベルサイユ賞(最優秀賞)を受賞した「あなぶきアリーナ」のあるサンポート高松の多目的広場、歩行者専用道路の周辺で開催されており、JR高松駅からも徒歩すぐの場所。

せっかくクリスマスマーケットに行ったならば、「The☆クリスマスマーケット」という名物を楽しみたいですよね。というわけで、ここからは「KAGAWA Christmas Market 2025」の名物であろう!というものを勝手にセレクトし、ご紹介していきます!

◇ クリスマスツリー&イルミネーション


まずはやっぱり王道のクリスマスツリー!!


本物のモミの木を使用した高さ約10mのクリスマスツリーの迫力。ヒュッテと並ぶと異国情緒感じる素敵な雰囲気に。

また、私が伺ったのは12/16(火)だったので、この日は「go! go! vanillas」さんの楽曲「メリーメリーメリー」にあわせてツリーのミュージックライトアップがありました。


「Rollin'rollin'くるくる♪」という「メリーメリーメリー」の歌詞にあわせてイルミネーションもくるくる~♪

「go! go! vanillas」さんは個人的にもよく聞かせていただいているアーティストさんなので、うれしかった~!!!(来年3月にはあなぶきアリーナ香川でライブ予定ですね! わくわく!)

そのほかにも、今年は「ALEXANDROS」さんや「RADWIMPS」さん、「DREAMS COME TRUE」さんの楽曲に合わせてイルミネーションが煌めくそうです。好きな音楽にあわせて美しい光が見られるって、最高ですね!

◇ 樹脂製スケートリンク



ファミリーでも楽しめる冬のアクティビティ。なんと氷を使っていない樹脂製スケートリンクなので、洋服が濡れちゃったり、そのせいで身体が冷えちゃうなんていう心配も無用! ありがたくも、凄い技術です。

◇ ヒュッテ


約20店舗のヒュッテと呼ばれる木の小屋が建てられており、グルメやクリスマス雑貨など、ここでしか買えないオリジナル商品も販売されています。


海側に飲食ブースが横一列に並び、高松シンボルタワー側にL字型に物販ブースとモミの木がありました。

◇ ホットドリンク


クリスマスマーケットの会場で愛飲されるドリンクといえば、「グリューワイン」。
簡単に説明すると、温かいワインのこと。日本では「ホットワイン」と呼ばれることが多いですが、実はこれは和製英語。英語ではモルドワイン、ドイツ語ではグリューワインと呼ばれます。

とはいえ、「グリューワイン」は、単にワインを温めただけではありません。赤ワインにスパイス(シナモン、クローブなど)や柑橘(オレンジピールなど)を入れて一緒に温める飲み物で、体がスパイスのおかげでぽかぽかになるクリスマスマーケットの定番ドリンク。

お子様やアルコールが苦手な方は、ホットココアやキンダープンシュ(ジュースをベースにしたスパイスを使ったホットドリンク)がおすすめ。私もこの日は車を運転して行っていたので、グリューワイン(アルコール入り)に心惹かれつつもノンアルで我慢することに。


スパイシーな香りに、果肉もたっぷり入っていて。あたたかく、華やかな気分になれるドリンク。お酒じゃなくても、十分に美味しくて、クリスマスな雰囲気も味わえて大満足です。海風さむーっ!ってなっていた身体があったまりました。

◇ プレッツェル


独特な形を持つプレッツェルには諸説ありますが、祈りを捧げる修道士が腕を交差させた姿を表したものとされます。そのフォルムはハート形にも見え、パン職人のシンボルや幸運の象徴としても親しまれてきました。


そんな物語を秘めた形から漂うのは、とても香ばしい良い匂い。パリパリと歯ごたえのある表面と、中のしっとりした絶妙な食感の違い。後味には塩味と小麦の甘さがしっかりと残り...うーん、おいしい。

◇ ヴルスト


ヴルストはドイツ語で「Wurst」と書き、ソーセージ全般を指す言葉です。


私は見た目に楽しいトルネードヴルストをチョイス。ぐるぐるです。皮がぷつんと張りのある美味しいウインナーでした!

よりクリスマスマーケットの本場気分を求める場合は、現地でも人気の高いカレー味のウィンナー:カリーヴルストなんかもオススメです。ぜひ、ご参考までに!

◇ オリジナルマグカップ


そして・・・数量限定&香川クリスマスマーケット限定のオリジナルイヤーマグカップもゲットしました~!


香川出身のイラストレーター・うにのれおなさんが手がけられたマグカップ!

このえんじ色ベースのカップに描かれた、繊細でワクワクするようなイラスト。裏面にはクリスマスツリーとクリスマスモチーフのイラストが描かれていました。とても素敵で、大満足のお買い物です。

平日限定販売とのことなので、GETしたい場合は平日に訪問してみてくださいね!

クリスマスマーケットは、冬をゆっくり味わうための時間。
歩いて眺めて、香りを感じて、少し温かいものを飲んで、気に入った雑貨を持ち帰る。そのひとつひとつが、次の季節への楽しみにつながっていきます。


家族連れ、カップル、友人同士、ひとりでふらっと立ち寄る人まで、幅広い層が自然に混ざり合っていて、香川らしい穏やかな空気がそのままマーケットの雰囲気に溶け込んでいました。本場の文化を取り入れつつ、地域の日常にも寄り添う居心地のいいイベントでした。

冬の空気を感じながら会場を歩く時間は、慌ただしい師走の中で、少し立ち止まる良いきっかけにもなりました。来年もぜひ開催されるといいなぁ。

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コトバススタッフ
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